こんなところにもお米の力
ヤマザキビスケット

誰もが知るようなお菓子を多くつくられているヤマザキビスケット様。
1976年に生まれた「チップスター」は長らく日本で愛されていますが、新たに「プレミアムチップスター」が発売となり、開発の経緯などを教えていただきました。

今回は入社以来、チップスターの製造から商品開発まで携わってこられたマーケティング部商品開発課の内藤様にお話を伺いました。

 

プレミアムチップスターとは?

きれいにカールした形状で、シンプルな味わいがお馴染みの「チップスター」ですが、「プレミアムチップスター」では通常のシリーズの技術を活用し、ポテトフレークの部分にこだわりの素材である甘えびパウダーが練り込まれています。 「プレミアムチップスター」の開発には2年ほどの時間がかかったそうで、特に甘えびパウダーを練り込んだ生地を作るのに苦労されたとのこと。そして、当シリーズでは素材を大事にしたいという思いから、素材を活かす米油(こめ油)を使用し、海老本来の味を味わえるように考えられたと仰っていました。

 

米油(こめ油)を選ばれたきっかけ

「プレミアムチップスター海老 しお味」のパッケージにもある“米油使用”の記載。米油を使った商品はずっと温められていた企画だったとのこと。

 

海老しお味では「すっきり、クセがない」という理由から、米油を使用して商品を作ることは初めから決められていたとお話くださいました。

クセがなく、油っぽさや口残りが少ないことで素材の味を引き立ててくれることが米油が選ばれた理由でした。ポテトチップスは、1枚食べたらまた1枚、と食べる手が止まらなくなるような連食性が大事で、米油を使うことによってその連食性が出たように感じると仰います。

 

今回お話を伺うと、実は7年ほど前にも米油を使用した商品を開発されていたとのことで、いろいろな商品で企画を考え、温められていたのかと思うと米油のメーカーとしてはわくわくしてしまいました。

通年販売の商品として米油を使われるのは「プレミアムチップスター」が初めてと伺い、是非、一度は食べてもらいたいと筆者が勝手におすすめしてしまうほどやみつきになるお菓子です…!

 

 

「プレミアムチップスター」について

甘えびなどの原料にこだわられており、香ばしさ、風味を最大限味わえるように開発されたプレミアムチップスター。そして、その風味などを壊さないようにと選ばれた素材を活かす米油。

 

開発担当者である内藤様は、普段ポテトチップスやチップスターを手に取らない人にも食べていただきたいと仰っていました。噛めば噛むほど海老の味がでる本商品はお酒のシーンにもピッタリとのこと。

 

シリーズには「プレミアムチップスター海老 のり味」のほか、季節限定のこだわりフレーバーも発売されているので好みの商品を見つけてみてはいかがでしょうか。

 

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